AAR

 ギリシャは混乱しています
盟主たるべきマケドニアの逆らう都市国家が乱立し
かつてギリシャの覇権を握ったスパルタも独自の道を歩んでいます
しかし、その都市国家もまた常に互いに争い、勢力の拡張を競っていたのです
そんな中 ギリシャ西岸の有力都市国家だったエピロスとアカイア同盟が
相次いでローマに滅ぼされ ギリシャの勢力図は大きく変わります

アイトーリア同盟はそれまでの方向を変えマケドニアと結び
南のスパルタを滅ぼしました
マケドニアもまた 北のイリリアを破り拡大しています

ギリシャ侵攻大作戦

文字ばっかりですみません 今回もテキストオンリーです・・

ギリシャへの橋頭堡を手にしたローマは 本格的なギリシャ制圧作戦を
展開します 実は以前にもマケドニアと戦争になったことがあるのですが
その時は東の大国セレコウス朝シリアの支援を受けたマケドニアに
完敗を喫していたのです

今回、マケドニアがアイトーリア同盟以外からは外交的に孤立しているのを
確認した上で ローマは軍を動かし始めました
司令官を務めるのはアエミリウス・パウッスル
彼は6個軍団を率いて海を渡りました

パウッスルという男

彼は ゲームを開始するとかなりの高確率で出現する
有能な人物です 開始当初 年齢は20歳
冷静の特質をもっています 能力も平均的に高く
重用すべき人材なのかもしれません

しかしプレイヤーはこの「さあ、俺をイジれ」と言わんばかりの
キャラクターをなんとなく敬遠していました
また、平均化されすぎたその能力はここぞという場面で出番がなく
開始初期のころはその若さもあって どちらかと言うと不遇の青年期だったかもしれません

しかし、かれは地方の総督や最高神祀官等を実直に勤め上げ
気がつけば能力もアップして オール8というローマの重要人物になりました
政務官としても優秀な実績を残したパウッスルは ローマの最初の
大規模作戦の司令官という名誉を射止めました
その真価が問われるのは この戦争の結果次第となります

こずるい作戦

ローマはこずるい作戦を考えました
それは ギリシャの東にある島 エウボエアを利用した作戦です
マケドニア領であるこの島は ギリシャ本土から歩いて渡れます
そしてそのためには、その海域の制海権が必要になります

この島にマケドニア軍主力をおびきよせ、海軍で海域を確保し
軍を閉じ込めるのです 
プレイヤーチートとも言われるこの作戦は
パラドックスのゲームでは常套手段の一つ
しかし古代から近代戦にいたるまで おびき寄せての封鎖作戦は現実に存在します
自分を正当化して精神の安定を図りながら 作戦は綿密に組まれていきました
しかし唯一の問題は この作戦の鍵を握るローマ海軍は
非常に弱体だったことです

ガイウス・ドゥリトゥスという男

ガイウス・ドゥリトゥスは名前が姓と名しかありません
これはすなわち、平民出身者だということです
彼はこれまで決して目立つ存在ではありませんでした

若い頃から軍事的才能は認められていたものの 
部分的に突出した人材だらけのローマ人の中では
抜きん出るほどではなく また軍事以外の能力の低さから
プレイヤーからも注目される人物ではありませんでした
しかも彼はなぜかずっと目標らしい目標もなく
ただ黙々と神祀官を勤めていたのです

しかしそんな彼が、あらゆる偶然が重なって
ひょいっと執政官になりました 人望もなく、政務官の経験もない
彼は、友人の多さと、当時他に人材がいなかったせいもあり
思わぬ出世をしたのです 
しかしその政治的能力では、ローマを繁栄に導くことはできず
なんの成果ないままに任期を終え、再び忘れられた存在に戻って
いきました

そのガイウス・ドゥリトゥスが今回の戦争の
極めて重要なポジションである海軍の司令官に就任しました
理由は、これまた他に適当な人材がいなかったからです

陸軍重視のローマは、歴戦の猛者は皆軍団長となり
海軍自体が軽んじられてきました
プレイヤーもまた、まあこれでいいだろうという
軽いノリで彼を司令官にしたのです
後に、マケドニアの海軍力に驚くはめになるのですが・・

相変わらず目標もなく、飄々とした表情のガイウス・ドゥリトゥス
不遇の前半生を送ってきた男が
今、ローマを繁栄に導く重要な戦争の主人公になろうとしています

弱体化したとはいえマケドニアは大国
アレクサンダー大王の威信は生きています

二人の男のローマと、自分自身の未来をかけた
戦争が始まります

続く?


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Last-modified: 2011-11-14 (月) 21:16:03 (2507d)